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サリーとアン課題、アスペルガーの私はこう答えた

発達障害かどうかを調べる方法の1つとして、『サリーとアン課題』というものがある。

1.サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいる。

2.サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行く。

3.サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移す。

4.サリーが部屋に戻ってくる。

上記の場面を被験者に示し、「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すか?」と被験者に質問する。正解は「かごの中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答える。

私も小学校低学年の頃、これをやったことがある。

その時、私はこう答えた。
「家具と家具の隙間とか、カーテンの中とかを探す」

私にとって「探す」とは、あるはずのものが無いと分かった時からの行為を示す言葉だと思い、「ボールを取り出しにはじめにどこへ向かうか」という意味だと分かっていなかった。

そのため、私の中で「サリーはボールを取りにかごの中を見るが、そこにボールは無かった」という話はもうとっくに終わっていたのだ。

かごの中に無いのなら、家具の隙間に落ちていたりカーテンの中に隠れているのでは?と思った。

私はサリーとアン課題は「かごの中」を選んだということになるが、問題文を理解できていなかった。

サリーとアン課題は引っ掛からなかった私だが、高校生の時にやったこの問題は分からなかった。

一郎「明日は弟の誕生日だ。プレゼントを用意しよう」
三郎「兄弟全員で別々に買うのは非効率だ。みなで一つ買おう」
四郎「どうせならみなで食べられるものがいい」
二郎「なんだ食べ物の話か。俺も混ぜてくれ」
五郎「二郎は席を外していてくれないか」
六郎「そういえば今日は僕の誕生日だ。プレゼントをくれ」
七郎「お前は黙れ。八郎、誕生日ケーキを買って来い」

さて八郎はケーキに誰の名前を書くよう注文するだろうか。

え?これ六郎じゃないの???としか思えなかった。

これ、正解は二郎だが、「六郎の前で誕生日の話はしない」という解説を読んでもさっぱり理解できなかった。

逆に、こんな問題が分かる小学生とか天才じゃねぇか!?と思う。

私は、サリーとアン課題は理解できますが後者のようなものは理解できません。ということを伝えたい。

私が国語の物語文の問題が苦手なのも、恐らくこれが関係しているだろう。

私に他人の気持ちなど遠回しに言っても分からん。ストレートに言え。といつも思う。

私は物語文だけは脳のつくりがアレなので一生苦手だと思う。勘弁してくれ。